第26回国家試験 午後102
54歳の女性。散歩中に足を滑らせ右手掌を衝いて転倒し受傷した。来所時、右肩関節はやや外転し弾発性固定を認めた。三角筋部の膨隆とモーレンハイム窩が消失していた。整復前と整復後の単純エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。整復後の固定肢位はどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→「3」の解説を参照。
2→「3」の解説を参照。
3→肩関節烏口下脱臼の前方脱臼です。
外転内旋位での固定法もありますが、外旋位では脱臼した際に剥離した組織が密着した状態で修復を図れるために有効である。
4→「3」の解説を参照。