1→呼吸量減少によるものは呼吸性アシドーシスである。
2→下痢によるHCO3-の喪失は代謝性アシドーシスである。
3→人間の正常体液はpH7.4±0.5で保たれており、pH7.4より高くなってアルカリ性に傾くことをアルカローシス、低くなって酸性に傾くことをアシドーシスという。さらに、呼吸量の変化によるものを呼吸性、代謝の結果生じる乳酸、硫酸、ケトン等の量の変化によるものは代謝性という。嘔吐により胃酸が排出されると体内の酸性度は低くなりアルカリ性に傾くため代謝性アルカローシスである。
4→糖尿病によるケトン体の増加は代謝性アシドーシスである。