柔道整復理論|柔道整復師国家試験問題|141問〜160問
第28回国家試験 午後121
17歳の男子。ハードル走の選手である。最近、練習中に右股関節の引っかかりを感じるようになった。関節に腫脹や疼痛はなく明らかな可動域制限もみられないが、股関節内転位で屈伸すると股関節部外側で轢音が聴取された。外傷の既往はない。 最も考えられるのはどれか。
第27回国家試験 午後103
31歳の男性。空手の稽古中、試し割りで板を拳で突いた際に受傷した。
第2MP関節付近に強い疼痛と腫脹を認め、拳を握ると疼痛が増強する。単純エックス線写真(別冊No.3)を別に示す。
この疾患で適切でないのはどれか。
第23回国家試験 午後109
41歳男性。ソフトボール大会で送球した際に右肩に鋭い痛みを感じ負傷退場した。
痛みは一時緩和したが、その後徐々に悪化してきた。写真(別冊No.5)に示す部位に圧痛が著しいが、腫脹はほとんど認められない。
運動痛および外転制限が著明である。陽性となるのはどれか。
第23回国家試験 午後69
高齢者の骨折の特徴で正しいのはどれか。
第22回国家試験 午後105
32歳の男性。1か月前、野球の試合中に転倒、手掌を衝き手関節部に過伸展が強制された。
受傷時、手関節部の疼痛は強かったが、冷湿布をして様子をみていた。最近、手足部にしびれ感が出現したため来所した。
手根部掌側に骨性隆起を触れ、手関節は軽度尺屈位を呈している。この損傷で誤っているのはどれか。
第21回国家試験 午後67
単純エックス線像により確定診断がしやすい骨折はどれか。
第26回国家試験 午後69
脱臼を疑わせる所見で誤っているのはどれか。
第28回国家試験 午後91
以下に示す徒手検査が陽性であったとき大腿骨小転子骨折を疑うのは どれか。
第24回国家試験 午後92
股関節脱臼でローゼル・ネラトン線より大転子が高位となるのはどれか。
第21回国家試験 午後72
受傷直後の肩外転角を小さい順に並べたもので正しいのはどれか。
第22回国家試験 午後70
弾発性固定で誤っているのはどれか。
第27回国家試験 午後109
36歳の女性。退職し母親の介護を始めた昨年から体重が10kg増加した。
踵部は外反位を呈し、つま先立ちは痛みのため困難である。
考えられる疾患はどれか。
第28回国家試験 午後85
腰椎肋骨突起骨折で誤っているのはどれか。
第24回国家試験 午後104
25歳の男性。スキージャンプ競技中、着地でバランスを崩し受傷した。
右股関節は屈曲、外転、外施位に弾発性固定され、大転子部の突出は触知不能となっている。
神経損傷を合併したときの感覚障害が現れるのはどこか。
第25回国家試験 午後102
75歳の女性。自宅の庭で転倒し受傷した。来所時左肩周辺の疼痛を訴え、上肢の挙上不能であった。
なお、骨粗鬆症により円背がみられる。単純エックス線写真(別冊No.1)を別に示す。治療方針で適切なのはどれか。2つ選べ。
第22回国家試験 午後94
腋窩神経の絞扼を助長するのはどれか。
第21回国家試験 午後109
20歳の女性。バレーボールの試合でスパイクを受け、母指MP関節を負傷した。
母指MP関節尺側に疼痛、圧痛、腫脹、皮下出血および側方動揺性を認めた。誤っているのはどれか。
第26回国家試験 午後108
46歳の女性。右手で瓶の蓋を回し開けようとした時、突然、示指が屈曲位となった。MP関節は30度屈曲位をとり、その位置からの屈曲は可能であるが伸展は不能であった。MP関節に明瞭な腫脹や熱感はなく、PIP関節の屈伸障害もみられない。この患者の圧痛部は図で示す部位のどれか。
第29回国家試験 午後114
21歳の男性。大学では柔道部に所属し、毎日稽古を行っている。最近、試合が近いこともあり稽古量を増やしたところ、左足の外側に痛みを感じたため来所した。単純エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。正しいのはどれか。
第27回国家試験 午後80
手舟状骨骨折で誤っているのはどれ.か。